表面的にはあかるいけど、ところところどころ見せるおじいさんの死について考えてしまいます。
実はタイムリーといっていいものかどうかわかんないけど、この絵本を読ませたときに、うちの爺ぃが入院して手術をしました。幸いにして助かって、手術後、病室で包帯だらけになって寝ている爺ぃを見て、姪っ子は手術が成功して爺ぃが死ななくてよかったと泣いていました。
このひみつにでてくる生きているおばあさんと、死んでいるおじいさんには、限りなく広い境があります。その境をどうにかしようと男の子はおばあさんのために頑張ります。そして七夕にお願いして、おばあさんのひみつの願いを叶えます。その男の子頑張りようと私の姪っ子が爺ぃのために泣いたのが、同じ人を思いやる心につながると思います。
絵本はいろいろな心の栄養剤になります。これからも良い絵本を読んであげたいと思います。