ひつじちゃんは、大きな声が出せません。
それには事情がありました。
校長先生は病気になって、
初めてその教え子の痛みに気づくという内容です。
私は子供の頃、担任の先生に酷いことをされました。
ハードル走で、上手い子と一緒に走らされたのです。
悪い例としてみんなの見世物にされ、大変恥ずかしい思いをしました。
とても傷つきました。
この本に出てくる校長先生は、優しく愛情に溢れています。
私も、こんな優しい校長先生の教え子だったなら・・・
どんなに幸せだったでしょう。
きっと、自分を愛し自信を持つことができたでしょう。
繊細な子供心を分かりつつ、
キチンとしつけなくてはと・私はいつも注意&叱ってばかりです。
しつけについて、改めて考えさせてくれますね。
大人が読んでも難しい本ですので、小学生以上のお子さんがお勧めです。