赤ちゃんが生まれたので「一人で寝なさい」といわれたゆうちゃん。ぷっ!とふくれっ面でふとんに入ります。
やがて訪れた夢の中でなんと電車に変身!遠足へ出発します。途中、駅になったお母さんが自慢の餃子を売っていたり、信号機になったお父さんがいつものように声をかけたり、家族がいろんなものに姿を変えて、ゆうちゃんの前に現れます。
「デンデコデーン」というリズムにのって、ゆうちゃん電車はどこへ行く?
生まれた弟にお母さんをとられた寂しさを、電車になったゆうちゃんが進みながら乗り越えていく様子には、こちらもなんとなく胸がきゅっと締め付けられます。
夢の中って、心の奥底が出るんだよね、ゆうちゃん。
一見、書き殴ったような絵でびっくりするかもしれないけど、色遣いのカラフルさはきっと天下一品!