走るのが大好きなフィートは夜中もずーっと走っています。ある日、強い風がふき、なかなか走れなくなります。いろんな動物に、ゆらゆらしよう、はいはいしたら?、土の下をもぞもぞしたら?、ふんわり飛ぼうよ、泳ごう、風がやむまで隠れていよう、じっとしていなさい、といろいろ誘われます。でも、「そんなのはいやだ!ぼくははしりたいんだ!」。風がどこにもいってくれないなら僕が行く、ととうとう逆方向を向いて追い風にしてフィートは走り始めます。
発想の転換て大事だなーと教えてくれる一冊です。ちなみにフィートはだちょうみたいなんですが、フィートの足がなんだかヒトみたいでリアルで、そこが気になりました。3歳の娘は「フィート、怖い、、、」と言っていました。あと、もう少しオチがあれば最高。