つんつくせんせいシリーズの第3弾です。
でも、この絵本だけでも充分に楽しめます。
「3びきのくま」を知っていれば、楽しさ倍増です。
つんつくえんのみんなは山の家に行くことになりました。
森の中で迷ったあと、ようやく家を見つけて中へ入ると、大きなテーブルとスープが・・・。
この家の中で起こることは、まるで「3びきのくま」のよう。
次女は知らない話なので「?」でしたが、むかーし聞いた長女は「あ、そうそう」とうなずきながら聞いていました。
ベッドのページは、まるで「マドレーヌ」の世界のよう。
マドレーヌが大好きな長女は大喜びでした。
その時、つんくまえんのみんながその家にむかってやってきました。
「あれ? くまさんと一緒?」
いえいえ、つんつくえんのみんなは窓からお散歩にでかけます。
このギリギリのすれ違いがまた楽しいです。
もうドキドキなのです。
「あー、そっちだよ」
子どもたちは指を差して興奮気味でした。
もう一軒の家でも同じくことが繰り返されるのですが、やっぱり笑いながらもハラハラドキドキ。
どっちがどっちだかわからなくなる楽しさもあります。
ただ私は、読むときに「つんくまえん」と「つんつくえん」に舌をかみそうになって大変でした・・・。