川端さんの落語シリーズ、それも新刊とあっては期待も膨らみます。途中まではよかったんです。お話自体は、面白いです。日本語の勢いもありますし、読んでいて楽しかったのですが・・・ラスト1ページのイラストが、私は気持ち悪くて、星は4つにしておきます。
この「そばせい」の元の話は、そばではなくて、お餅だったとか。それをそばにしたので、言葉遊びが生きてきました。最後のイラストは、お餅だったらまだよかったのかもしれません。きっと、落語として言葉で聞いている分にはさほど気持ち悪くはなくても、絵として見てしまうとだめなのでしょうね。
もっとも、4歳の末娘は、最後のシーンが何を意味するのかわからなかったようで、説明させられました。