みっちゃんのお庭で、ずっと働いてきたじょうろさん。
眼鏡をかけて、白いひげを生やしたおじいさんです。
庭の花や木や植木鉢とも、仲良し。
ある日、じょうろさんのお尻に穴が開いてしまいます。
新しいじょうろもやってきて、じょうろさんは働けなくなったことを悲しみます。
でも…?
図鑑で調べられるほど、細かく美しく描かれた花や木は、眺めているだけで穏やかな気持ちになります。
植木鉢などの道具の描写も同じで、じょうろさんは、多分ブリキ製のじょうろ。新しくきたじょうろ(くん?)は、多分、樹脂製というところも、リアルだなぁと思いました。
ゆっくり、丁寧に、あたたかい本でした。
プレゼントにも、お勧めです。