元気のないおじいさんに古い友人からプレゼントが。
それが10ぴきのおばけで、共同生活をしていくうちにおじいさんがどんどん元気になっていきました。
でも、読み進めるうちに「まさか、おじいさんが死んだりしないよな。」と、ラストが不安に駆り立てられました。
しかし、最後まで本当に心温まるほっとするストーリーで、絵のかわいらしさも手伝い読んでよかったと思わせる一冊です。
子供は、このハッピーなストーリーに目を輝かせ、親は「人間は生きていくのに何か張り合いが必要なんだな」と改めて思いました。
この10ぴきのおばけをプレゼントしたのは、きっと先立っていったおばあさん(おじいさんの奥さん)なのかな。
おじいさん元気出してのメッセージを送ったのかしら?と勝手に思っています。