8年も前のベストセラー『五体不満足』を先日はじめて読みました。何で、今まで読まなかったんだろう?!と後悔するくらい、感動しました。
子どもには、分厚い本ですが、ルビもふってあるし、わかりやすい文章で、特に小学生時代のエピソードは面白いし、共感できると思うので、上の子たちに読んでもらいたいと願って、目に付くところに置いておいたのですが・・・なかなか、親の思い通りには行かず(大汗)。
でも、この『プレゼント』なら絵本だし、もっと入りやすいかなあ?!と気を取り直し、読んでやりました。
『五体不満足』で読んだエピソードを、そのままではなく、お話しらしく味付けしてあって(乙武さん、すごい才能!)、特にスポーツ少年で、卒業を間近に控えていた長男は、ぐいぐい惹きつけられていきました。
そう、ささいなことが引き金になって、友達と気まずくなってしまうこと、誰にでも経験ありますよね?!
障害の有無は関係なく、友達同士がどう接していけばいいか?!そんな当たり前だけど、つい、忘れがちな大事なことが書かれています。
これから中学に入学し、大人へと1歩近づく長男に、この絵本を読んであげられてよかったと思います。
ずっと心の片隅に残って、これから先、多くの出会いの中で、思い出して行動してくれたらうれしいです。