小学生といっしょに読んだときのこと、ダジャレでこの本が構成されていることを発見した子どもの嬉しそうなこと。
次はなにをよしこさんが揚げるのか、お客さんがどうなって帰っていくのかを予想するのがとても楽しかったようです。
なんでもカラリと揚げるよしこさん。
どんなお客さんでも表情を変えることなく、対応する。
泥棒に手をあげろ!と言われても、「あげさせていただきます」と串かつをあげてしまうよしこさんは素敵です。
泥棒が持ってきていた鉄砲が水鉄砲だったなんて、大爆笑です。
泥棒なのに憎めない感じです。
よしこさんの串かつを食べてからの、お客さんのあっという間のかわりようが楽しいです。
読み終わったあとに、絵をじっくりみるとおもしろいものを発見できます。1度でなく何度読んでもたのしい1冊です。