出版されてからずっーと読みたいと思っていた本です。
早速、息子と二人で読み、オチを思わず「○○だったんだ」と言ってしまいました。
すると、読んでいない夫から「なんでオチを言うんだよ」とブーイング。
オチがわかると、つい「ああそうだったのか」と言いたくなると思いませんか。
とても衝撃的なタイトルで、出だしからぐいぐいと引き込まれます。
子どもの頃に『影をなくした男』という悲哀に満ちた話を読みましたが、
この話は、頭をなくした本人の男は悲哀に満ちているものの、そばで見ている分には気の毒だけど
ついクスッと笑ってしまうかも。
「あたまがきれる」「あたまをいためる」など、頭にまつわる言葉のおもしろさも読みどころのひとつではないでしょうか。
ということで、読んで以来、いろいろな人にこの本のおもしろさを広めております。
マックロスキーの絵もとてもいいですよ。