ねずみさんのながいパンで知られる多田 ヒロシさんのナンセンス系に属する絵本です。
芽を出した植物が、変身して自分にジョウロで水をやったり、果てはヘリコプターになって飛んでいったりと、実に奇想天外な展開をします。
でも、この手の話は、やはり以前に見たような記憶があり、それほど感銘を受けませんでした。
良かったのは、そこに散りばめられた擬音で、絵を引き立てています。
にょき にょき にょき、しゅる しゅる しゅる、ぱた ぱた ぱた等描いた絵ととてもマッチしているので、子供にとってたまらないことでしょう。
絵がとてもシンプルで、色使いも綺麗なので、1歳くらいから楽しめる絵本だと思います。