自分と同じ本が好きな人に出会えると、なんだかとても嬉しくて、ちょっぴりハッピーになって気がしてしまいます。
タイトルがとっても魅力的だと思いませんか?
そして、えみりん12さんも書いていますが、とても素敵な本の装丁(表紙の絵も含め)でした!
一番青春を謳歌したい10代の少女が、いきなり80を過ぎたおばあさんの体になってしまったら!
それはきっと、とんでもない悲劇です。
これは、二人の少女たちに起こった不思議で怖い物語です。
アレックス・シアラー(邦訳:金原瑞人)の、躍動感のあるテンポのいい文章にあっという間に惹きこまれ、ガーッと読んでしまいました。
主人公の女の子たち《カーリーとメレディス》が12歳の女の子なので、そのくらいの年頃の、魔法とか不思議なものとか、ちょっぴり怖い話とかが好きなお子さんたちにぜひ、お薦めしたい1冊です。
本文は372ページあるんですが、アレックス・シアラーの文章が生き生きしていて読みやすいので、ちっとも長いお話に感じられませんでしたよ。