娘の大好きな”おれたち、ともだち!”シリーズの最新刊。今回のお話は、ともだちが冬眠していく時のおはなし。きつねは、冬眠していくともだちのくまやヤマネには、しばらくの別れのあいさつをするのですが、苦手なへびにそこにいるのに声がかけられませんでした。冬の間、へびに声をかけられなかったことが、キツネは気になって仕方ありません。春。へびが目を覚まし、穴から出てくると、そこにキツネとおおかみが待っててくれました。”やあ、ともだち”。2匹は、しっぽをさしだし、握手を求めてきました。へびのうれしかったこと。みんな友達になりたいのです。ちょっと勇気を出して声をかければ、友達になれるのです。子供たちにもそういうことを読み取ってくれたらなと思います。へびとキツネたちが友達になれたこと、子供も喜んでいました。