こねずみのチュウくんはおたんじょうびが待ちきれない。「あといくつねたら おたんじょうびになるの?」と聞いても、親は教えてくれないので、ある日はパーティの招待状配り、ある日はパーティのお土産集め、ある日はケーキの飾りつけ(パパはプレゼント作り)、ある日はケーキにろうそくをたてて早く寝なくちゃ、と答えられて「じゃあ、ぼくのおたんじょうびはあしたなんだね!」と。みんなでパーティした後はまた、「あといくつねたら つぎのおたんじょうびになるの?」と聞いたまま眠ってしまいます。
なかなか小さい子がすきそうなお話だと思います。絵は可愛いし。でも、「あといくつねたら おたんじょうびになるの?」と聞いても親が答えを教えないところとか、その部分が半分以上で中だるみしてしまい、長すぎる印象です。娘は動物が好きなので喜んで聞いていましたが、読む側の親はとても疲れます。