途中まではメルヘンチックな北欧の物語かと読み進んでいました。
我が家の3人娘も、私が風邪気味だったり 疲れてうたた寝していると
「ママを喜ばせよう♪」と協力し合って、洗濯物やお布団を取り込んでくれたり
玄関や門の掃き掃除をしておいてくれることがあります。
この物語の3兄妹と一緒だなあ…と心温まる感じで読んでいました。
が!
小人のおじさんは困っている母子につけこんで
「結婚してくれるなら教えてあげる」なんて意地悪じゃない?
また、お母さんも結婚を願っていたようにも見えないのに
嫌そうでもなく、すんなり結婚してしまうのは子供達のため?
なのに『めでたし めでたし』って、こんな展開あり?
小人のおじさんの意地悪な一言で、物語の世界から
途端に 現実に引き戻されたような違和感を覚えましたが、
まぁ、こんな不思議な物語もアリなんじゃないでしょうか。