アフリカのガーナ。
同じ空の下の、同じ子ども達。
何が違うのか。
ガーナについてよく知られているのは、チョコレートの原料のカカオ豆の産地だということ。
そして、ガーナで育つ「そのこ」は、カカオ豆がチョコレートになることも、そのチョコレートが甘いという事も知らない。
小学校の高学年を対象に、ガーナにおける児童労働について解説し、「そのこ」の過酷な毎日を想像させることから、読み聞かせを始めました。
自分と、そのこと、何が違うのかは明らか。でもなぜ違わなければならないのか。
子ども達には、谷川俊太郎さんの詩を読みながら、塚本やすしさんの絵が発しているメッセージをじっくり見てとれと話しました。
「ちきゅうのうえにはりめぐらされた おかねのくものすにとらえられ・・・」あの真っ赤なページは忘れられません。