「『ジュマンジ』読んで〜」とせっついた次男が、『ジュマンジ』が終わる頃に持ってきたのがこの本。『ジュマンジ』の次になぜノンタン?と不思議でしたが、いくつになってもノンタンシリーズは大好きなのです。
久しぶりに読んだのですが、文章のテンポがいいので、スラスラ読めてしまいます。こんなにリズムのある文章だったのかと再発見しました。子どもも流れるようにスイスイとページがめくられていくので、大喜びです。
何度も読んで内容も熟知しているのに、散らかしっぱなしのところでは、「ウチとおんなじ!」と喜んで(喜ぶな〜!)います。どうせなら、「きれいに片付いたお部屋は気持ちいいね」というところで共感して欲しいのですけれど。
子どもは文句なしに好きなようですが、私は『あかんべノンタン』と比べると、馬鹿馬鹿しさに徹する潔さに欠けているように思えますし、結末にどうしても説教くささを感じてしまうので、☆4つとしました。