ディズニーのお姫様は、あれはあれで楽しいのですが、やはり親としては本物を知って欲しいところです。海外にいるのでなかなか他のものと中身を比べて買うということができないので、絵本を買うときは慎重になるのですが、まさにこれは美しい絵本でした。他にも素晴らしい作家さんが描いたものもありますが、私にとってのお姫様のゴージャスさはこの本がぴったり。
ハリウッドのパーティも、中世のこの頃のゴージャスさにはかなわないのではないのでしょうか。おひめさまのドレスも、それはそれは美しいです。時代柄、付けぼくろをした人が沢山いて興味深いですね。
こころのどこまでも美しいシンデレラは、意地悪おねえさんたちにまで幸せを分けてあげます。幸せはこころの美しいひとのところへ…。と現実でもそうだったらいいのに。
お話も絵も文句なしといいたいところですが、ところで、この美しいお話を読み終えたあとにまるで水をさすかのように記されたありがたい「教訓」(それも二つも)、これは原作にも書いてあったものなのでしょうか?