絵本の中には、お話のおもしろさを味わうものや、絵の美しさを味わうものなど、いろいろなタイプがありますが、この本は、ちょっと変わった絵本かもしれません。題名を見ただけでちょっとひいてしまう子もいるかもしれませんね。
『算数の呪い』だなんてね。
月曜日の算数の時間、フィボナッチ先生がいったのよ、「みなさん、たいていのことは、算数の問題としてかんがえられるんですよ」
ここから始まるお話は、次から次へと算数の問題が出てきます。本当に呪いかどうかは読んだ人のお楽しみです。
算数嫌いの子供って多いですよね。実は、私は算数が大好きです。だから、子供たちに算数を好きになってほしいなあって気持ちも込めて、時にはこんな絵本もいいかと思って、読んだりします。生きていく上で、算数って必要だし、わかっていると便利だし、やっぱりおもしろいと思います。
授業以外に、こんな絵本で算数の興味を広げてみるのもいいかもしれませんね。