今年ほど、電気、節電、エネルギーについて言われたり考えたりする機会があった年はないと思います。
福島原発の事故で、原子力エネルギーについてももう一度見直したいという思いから本もたくさん読みました。
そんな時に、ナビを見ていたらこの本が新刊として上がっていたので読みたくなったのです。
電気をおこす方法は、自然エネルギーと言われて今年にわかに脚光を浴びた太陽や風などがあります。
石炭がいずれなくなるかもしれないということで生みだされた原子力には、一旦暴走すると収束に時間がかかること、廃棄物を捨てる場所がないことも今回知ったことです。
どんなエネルギーがこれからの世界を支えて行くのか、大人も真剣に考える時期が来ているように思います。
あとがきには、それぞれのエネルギーの持つ長所とて短所についても述べられています。
絵が美しくて高学年向きの読み聞かせにもよさそうな本だなあと思いました。
安全で環境にも優しいエネルギーがこれからの世界を支えてほしいと切に思います。
そして、エネルギーは無限ではないので、使い方ももっと工夫していかなくてはと思いました。