リリーは、何をしても、どんなことにも、一日中
「どうして?」
を言っています。だから、おとうさんはもう大変。
娘の質問に、精一杯答えるおとうさんです。何度聞かれても、しっかりと説明をするのですが、そのうちに困りはててしまいます。
その表情や恰好が何ともたまりません。そして、よくわかります。
ところがある日、公園に宇宙人がやってくるのです。彼らに対しても、リリーは、
「どうして?」
怖い顔をした宇宙人が、またその質問に答えようとするから、話は意外な展開になってしまいます。
巻末には、宇宙語の対訳文字もあり、ちょこちょこ表示されている宇宙語を訳してみてはにんまりでした。