次女が保育園で借りてきた2冊目の絵本です。
どういう基準で選んだんだろう?
りりしい顔のチーター(しかも、動物を描かせたら右に出る人がいないと思われる、やぶうちまさゆきさんの本格的な絵です。)が表紙を飾る、かなり渋い絵本です。(幼稚園の頃、将来何になりたいか聞かれてチーターと答えた長男ならわかりますが・・・)
ひとりぼっちのちーたーのロンボは、どうしたら友達ができるかと、きりんに尋ねます。きりんは、やさしくしんせつにすることだと言いますが・・・???
優しくしたいと思いながら、それがどうすることかわからないロンボに、ハラハラドキドキさせられます。
よかれと思ってやったことが裏目に出てしまい、どうなることかとヒヤヒヤしながら読みました。
ホッとするハッピーエンドは、さすがてらむらてるおさんです。
雄大なアフリカに思いを馳せることができる、渋いけどなかなかすばらしい1冊です。