少し前に、この街に住んでいる方の絵本の感想が載っていたので、気になって図書館で検索して探してきました。
どこの国の昔話もそうですが、その国その国のお国事情(歴史や生活習慣)が見えてきて、面白いですよね。
この絵本の巻末には、舞台となるポーランドのことが詳しく書いてありました。
なんと!ポーランド語では「幸せ」のことを「シチェンシチェ」と、いうんですって。その意味も込めて、主人公一家の舞台は「シチェチン」という街にしたらしいです。
日本の昔話にはなくて、このお話にはある素敵なところは、福を舞い込ませてくれる不思議な声は、ご先祖様の声だったというところ。
日本にも同じような話はあるけど、たいていが神様の声で、独り者の男が家族とお金を得て、幸せになるんですよねー。こういうところは民族的な違いが出てるなと思います。