せなけいこさんが、はじめて絵も文も自分でかいた絵本の第1号がこの「にんじん」なんですって!
作者の制作裏話をひとつ。
登場するのは本人(息子さん)とうさぎ、それからにんじん
を好きな動物たちがたくさん、みんなでおいしいおいしいっ
て食べてみせれば、暗示にかかってにんじんが好きになるだ
ろうと思って作ったんですが、作戦は大当たりで、小さい時
からにんじんは大好物。(「おかあさんとこどもの手づくり
絵本」東京こども教育センター1977年発行より)
作者が息子さんのために、作った絵本が、こんなにロングセラーになって、みんなに親しまれ続けてるって、すごいことですよね♪
借りてきた次女のウケもよかったです。野菜がそんなに好きではない次女にとって、にんじんは食べられる数少ない野菜のひとつ。暗示にかかったのかどうか?ますます好きになってくれたらいいな。