ゆきちゃんとせいちゃんは、ふたごの男の子。
いつもいっしょに遊びます。仲良く遊んだかと思うと、大げんか。川で魚とりをして、魚に逃げられたり、くさいちごがいっぱいなっているところを見つけたり、自然の中で、生き生きと遊んでいる様子が、描かれています。
ふたりの作者の、幼い頃の思い出のお話だと思います。兄弟で、それもふたごで、いっしょに絵本を作りだすとは、うらやましいような気がします。二人のそれぞれの作品には出会ったことがありましたが、この絵本を見つけた時は、ひとり、感激してしまいました。改めて、ふたごの力を見せ付けられました。