私の大好きな、アリババと40人の盗賊のお話。
そろそろ息子と読む時期がきたなと思ってた矢先に、
図書館でこの一冊を見つけて飛びつきました。
息子は、馬場のぼるさんの「11匹のねこ」シリーズが大好き。
普段親しんでいる馬場さんの絵と、語り口調で、
とっつきやすいのではないかと思い、
これぞ!と思い借りてきました。
読んでいくと、どうも息子は、
アリババの話を知っている様子。
でも、どんどん展開されていくたびに、
「ああどうなるんだろう」とドキドキしているのが分かりました。
盗賊がアリババの家を見つけて、白墨で×印をつけてるところなんか、
もうそれはそれはハラハラドキドキ!
その次にモルジアナがとった策で、
「あぁー!モルジアナは賢いねえ!!!」と
賞賛の嵐でした。
最後までとっても楽しめた一冊。
ただ、息子はタイトルに不満があるようで、
「アリババなんにもしてないじゃん。
全部モルジアナが頑張ったんだから、
『モルジアナと40人の盗賊』でしょ!?」と
主張していました(笑)。
結構、人が切られて死んだりするシーンもあるのですが、
馬場さんののんびりした絵と語り口調で、
殺されちゃうシーンのえげつなさはさくっとカバーされてる感じ。
とってもお奨めの一冊です!