あの、バーバパパ誕生の物語。
といっても、両親がいるわけではありません。「おばけ」なので自然発生です。
この世界に現れてすぐ、運良く優しい少年に出会うのですが大きすぎることを理由に大人たちによって動物園に入れられてしまいます。
バーバパパは自分が自在に体を変えられることを知り、檻から抜け出し動物たちと仲良くしようとするのですが。。
絵本には珍しく目まぐるしい展開を見せます。事件に次ぐ事件、そこで活躍してバーバパパは自分の居場所を確立していきます。
ハプニングの多いストーリーも、カラフルな色調とユーモラスでキュートな絵柄で中和されている感じです。
ラストの、街を真上から見た画面と「それじゃあ、またね!」という挨拶がさわやか。
かわいい絵本です。