数匹のヤドカリが石に登って、ころんころんと落ちてしまうのですが、面白いのでまた登ろうという単純なお話です。
絵もいたってシンプルで、やどかりと石と水しか描かれていませんが、やどかりの表情がコミカルで、言葉もリズミカルです。
いつも初めての本にはあまり興味を示さない息子(1歳4ヶ月)が、この本には初めから惹きつけられたようで、何度も何度も読まされました。特に「おさないで〜 おちちゃうよ〜」のところがお気に入りです。
主人にも大好評で、普段は頼んでも息子に絵本など読んでくれないのですが、この本を見せたら、「これ面白いな〜。読んでやろう!!」とその気になっていました。