ひとくいオニのぼうやがいました。親は人間が大好物。そんな両親を見て、ぼうやは嫌になります。家にいても遊んでもらえず、外に出ると人間の子供達が楽しそうに遊んでる姿を目にします。そして子供達が置いていった本を拾って・・・字が読めないのでチンプンカンプン。そこで学校は行きたくなって・・それからは一生懸命勉強して字が読めるようになり、親へも絵本を読んであげます。そこからぼうやと親の関係が・・・いい展開へ。「字を読む、絵本を読む」ってなにも親が子供へ、と言うことではなく子供が親へ、とう関係でもいいんだと違った考え方に気づかされる機会にもなりました。絵本を通してこんなに世界が広がるんだって思えた1冊でした。