「トゲトゲだっていいじゃない、ねぇ?」とは
トゲトゲぼうやが出かけて行く前に息子がさらっと言った言葉。
1年ほど前に引っ越しを経験し、親はあれこれ心配しましたが
子供達のほうが細かいことを気にせず、ずっと前向きなのかもしれません。
いっちょまえに筑後弁を使ってお友達と話をしている息子を
たくましく思うと同時に、
「ピアニカが違う色だっていいじゃない!」、
「言葉がちょっと違ってもいいじゃない!」、
と声をかけ続けてくれた先生方やお友達に感謝をしなくちゃ
と思わせてくれた絵本です。
トゲトゲぼうやは些細なことでいじけたり、ふてくされたりしない。
こんな朗らかな子に、子供達は育って欲しいなぁと思います。