本の内容とは直接関係ないのだけど、
この絵本の外表紙の折り返しに
作者の中山千夏さんの言葉が載っていて、
それが本当に心に響く素敵な言葉☆
「いろんなもの、見てきたよ。いろんなこと、聞いてきたよ。
それらが私の心に根を張ってね、芽を出してね、
花を咲かせたの。(中略)
タネを実らせた花もあるのよ。
その一粒をあなたの心に贈りたい。
その ちいちゃな窓からそっと差し入れて。
そこに涙の雨と希望の太陽があれば
きっと素晴らしい花が開くと思うから。」
登場人物の名前がすべて「No!」を意味する言葉。
いかん(標準語)、あかん(関西弁)、まいね(東北弁)、
ならん(沖縄弁)、イテキ(アイヌ)、アンデ(朝鮮語)、
メイヨウ(中国)、ハパナ(スワヒリ語)、ナー(ベンガル語)etc.etc.
お父さんがあまりに叱るので、隣のイカンが家出。
お母さんがあまりに叱るので、向かいのアカンも家出。
2人を追いかけてマイネまで家出。
3人で旅ではどんどん友達が増えていった。
みんな仲良しうれしいね。
いろんな目や髪の色の子供たちが手をつないで
円形になっている絵が世界平和の象徴のようで
素敵な絵だなあ♪、と思いました☆