読んだ感じが「まいごになったおにんぎょう」に似ていました。
絵が同じアーディゾーニだったので、同じ感じかなあと思ったのですが、文も「まいごになったおにんぎょう」のエインゲルダ・アーディゾーニが書いたものとあとがきでわかりました。
それで納得だったのですが、エインゲルダ・アーディゾーニで作品を検索したら出てこないのでおかしいと思ったらエーンジェルダとなっていました。
アーディゾーニの長男夫人だそうです。
「まいごになったおにんぎょう」が好きな方は、この「つきよのぼうけん」もお好きかもしれません。
同じコンビだけに、同じような世界観が楽しめます。
「月夜」「お人形の幸せな出会い」「クリスマス」というセレクションに入れたくなるようなお話だと思います。
アーディゾーニの絵もいい感じだなあと思いました。
見捨てられてしまうものに優しいまなざしが感じられる作品だと思います。