なっちゃんのおうちに赤ちゃんが生まれます。お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しく、なっちゃんはお母さんと手がつなげなくてちょっとだけお母さんのスカートをつまみます。お着替え、遊び、いろいろ一人でやってちょっとだけ成功します。夜になってなっちゃんはおかあさんにちょっとだけ抱っこをせがみます。
3歳の息子は、わたしのおなかに赤ちゃんがいるだけに神妙な顔をして聞いていました。私はというと、最後は泣くのをこらえて読みました。
赤ちゃんが生まれるとおにいちゃんおねえちゃんは我慢しないといけない局面も出てきますね。がんばってお姉ちゃんになろうとするなっちゃんのけなげさにも心打たれましたが、お母さんの愛情にもほろりです。息子にに「赤ちゃんが生まれてもいっぱいぎゅーしてあげるからね」と言うと、「赤ちゃんも抱っこしてあげてね」。あかちゃんが生まれてからもこのやさしさがキープできるといいのですが。。。
お兄さん、お姉さんになる子供、そしてその親にはかなりおすすめです。