ちょっと面白くて変わったことに興味を持ち出した息子がはまった絵本の一冊でした。わたしにしてみれば大好きなバーニンガムの作品なので、親子で盛り上がりながらページをめくりました。想像力をかきたてられるへんてこりんな選択肢に、美しいイラスト。これに加えてこの絵本では教育の魔法と称される「選択」の力を味わうことができます。「選択」は(米国)教育界では子どもに満足感を与える重要な要素。自分で選ぶことにより誇りを持たせ、同時に子どもを喜ばせる大切な技でもあります。息子があれだけ夢中になったのは、ユーモアのある選択をする行為が楽しくてしかたがなかったからと思っています。楽しいですよ、おすすめです。