くまさん好きで「パン屋さんかケーキ屋さんになりたい」上の子がこのタイトルにとびついてきて、妹に読んで聞かせていました。
朝起きてから夜寝るまでのくまさんの一日が淡々と押し付けがましくなく語られています。テンポと歯切れのよい簡潔な文章のおかげで、ぽんぽんっと調子良く読めました。
3才の娘は自分勝手にお話を作りながらごにょごにょ読んでいたりします。シンプルな絵とストーリーなので、自分のなかでイメージを膨らませやすいのかもしれません。ドラマチックな場面がないだけに、長い間飽きずに楽しめる絵本だと思います。