2歳の娘は来春入園のため、今は幼稚園の絵本を多く読んでいます。
この絵本も、2歳の娘のためにと図書館で予約しました。
読み聞かせたところ、現在年長の娘もハマりました。
幼稚園でのお友だちを見ていると、自分の幼いころを思い出します。
自分がオニになると「いち ぬけた」とやめてしまって、「ひとりであそぶほうが おもしろいや」なんてわざと聞こえるように言う男の子。
みんなに笑われて、もう絶対お部屋に入らないもん、ってすねてしまう女の子。
ねんどがうまくできなくて、嫌になっちゃう子。
そしてりこちゃんのように、お迎えで一番最後まで残ってしまった時の気持ち。
小さな子どもたちの切なさが、自分のことのようによく伝わってきます。
そんなときにあらわれる「ひみつのともだち」。素敵ですね。
年長の娘は残念ながら出会ったことがないらしく、「うちの幼稚園、狭いから、ぞうさんは入れないんじゃないかなぁ・・・」と真剣に悩む姿は、現実的なようで純粋そのものです。
これからもこんなふうに一人きりで切ない気持ちになることが、娘たちにもたくさんあると思います。
そんなときに、ふと「ひみつのともだち、いるかな」なんて思い出してくれたらな、と思いながら読んでいました。