図書館で子どもの絵本を探している時に、ふっと目にとまったのでなんとなく読んでみました。文が多いなぁ。と最初は子どもにはどうかなという目線で読んでいましたが、すぐにぐいぐい内容にはまりこみ、ラストで号泣。公の場でしたが、涙が出て来る出てくる。ハンカチでさっとふきましたが、心の奥のほうまで揺さぶられました。
まだ子どもたちは、死について漠然としたものしか感じていないのかと思っていたのですが、上の子は「僕が死んでしまったらどうする?」と、唐突に聞いてくるときがあります。「えっ?」と思いびっくりしましたが、そんなことは耐えられなく悲しい事だと伝えました。まだ小さいからと思っていても、確実に子どもたちは成長しているのだと痛感しました。
家族がこの先みんな元気で幸せに過ごせるように、願わずにはいられませんが、死は必ず訪れるもの。その時に、幼い子どもたちに読み聞かせたい本です。死んでしまっても、それを悲しまないでいつもでもずっと愛してくれているよと。勇気づけてくれました。