ナビの評価ランキングも高くて、ずっと気になっていた絵本です!
実は、半年くらい前に購入して、我が家の本棚にずっと置いてあったのですが・・・「悲しい本は読まないで〜!」と次女に念を押されてるのもあって、なんとなく読むタイミングを逃してしまっていたのです(汗)!
昨夜、やっと読んでみました。
いきなり、じいじの死から始まってるので、内心ドキドキしましたが・・・おばけになったじいじが、壁を通り抜けるシーンがおかしくて、次女も私も笑ってしまいました。
孫のエリックと一緒に、忘れ物を探すじいじの姿は、ほほえましく、温かい気持ちになりました。
そして、ラストは、やっぱり、ちょっと泣いちゃいました。
でも、エリックの前向きな言葉に救われ、希望が湧いてくる読後感がさわやかな絵本です。
大勢の皆さんがおっしゃってるように、死をテーマにしながら、ユーモアを交え、重苦しくなく、それでいて大切なことはちゃんと伝えてくれる、今までになかったタイプの絵本で、すごく素敵だと思います。
私は、7年前に父を亡くし、3か月の赤ちゃんだった次女には、じいじの記憶がありません。
でも、当時年中さんで、人一倍かわいがってもらっていた長女には、特別な思いがあるようで、この絵本も一人でじっくり、味わっていました。
おばけでもいいから、もう一度こんな風に、父と一緒に過ごせたらいいな〜と、私自身も思ってしまいました。