4歳3ヶ月の息子に読んでやりました。あちゃらさんとこちゃらさんというお隣さん同士がそれぞれあさがおとおしろいばなをめぐってご近所の闘いをつづった絵本です。でも、闘いといっても血なまぐさいものではなく、むしろかわいいもの。どれだけ子供に自分と花が愛されるかを競ったものなのです。だから見ていてほほえましい。絵もあまりどろどろとしているものではなく、むしろさらっとしているので、闘いという言葉すら似合いませんね。そして、最後に子供たちが出した答えは・・・。おかげであちゃらさんとこちゃらさんの小競り合いにも終止符が打たれることに。面白い収束のさせかただなとおもいましたよ。息子もあきれた小競り合いにくすくす笑っていましたが、結果には納得の様子。お花が好きだったり、お花に詳しいともっと楽しめると思いますよ。