何故かこの絵本が息子は好きだ・・。私が怒りっぽいので、絵本のペンギンママと私が重なるのかなあ〜と最近少し心配なくらい大好きだ!!
この絵本を読むといつも私は心苦しくなる・・。何故なら自分を見ているような気がするからだ。そして息子もきっと私に怒られ、心がバラバラになっているんじゃないかと心配する。
子供を怒るのは本当に楽だと私は思う。それが小さい子供ならなおの事・・。大好きなママが一瞬にして鬼のような顔になって怒り出す・・子供は勿論ショックを受けて心が萎縮し、そしてバラバラに・・。でも、ママが優しい顔で「ごめんね」と謝れば子供は素直だから優しく許してくれる。
この絵本を否定する訳ではないが、私は「おこりんぼママ」にはなりたくない!!子供が悪い事をした時でも、きちんと話して言い聞かせたいし、子供の優しさに甘えたくない。
私は、私の傍らで楽しそうに絵本を読んでいる息子の心を大切にしたい・・。それは子供を持つ親なら誰もが持つ想いだと思う。
私はまったく怒らないママは無理だけど、あまり怒らないママになるように頑張りたい・・。そんな私にとってこの絵本は戒めの絵本だ。