「うわあ、こわっ」
だって、ペンギンママがおこりすぎて、子ペンギンの体がばらばらになっちゃうんだよ。ちょっと想像してしまっただけに気持ち悪くなりました。
でも、その体のかけらをママが集めて縫い合わせて元どうりになるので、最後はかなりほっとします。
この本ほど、強烈なインパクトと共にメッセージを残す本はないでしょう。
そして、多分自分はどうかしらと省みることができる絵本だと思います。
自分の気分のだけで怒ることがないようにと、日ごろから気をつけてはいますが、たまに言い過ぎることがあるんですよね。
そういうときはペンギンママのように素直に「ごめんね」って言おうと思いました。
子供は
「お母さん、この本面白かったね」
と、隠されたメッセージには全く気がついていないようです。
「そうね。バラバラの体がうまくつながってよかったね」
と、差しさわりのない会話をしておきました。