これは同じ内容で紙芝居もあります。うさぎさんが小さな椅子を作ります。そこには「どうぞのいす」と書かれた看板をつけて。いろんな動物がやって来て、椅子の上にある物を「どうぞと書いてあるならもらって行こう!」ともらって行きます。けれどもらってばっかじゃ悪いという事で、代わりに違うものを置いていきます。そんな後の人の事を考えていく、「優しさ、思いやり」を感じれる本です。最後にオチがありますが(これは読んでみないとおもしろさはわかりません!)笑いがでるし、「あ〜そうなんだぁ。こうなるんだぁ」と呟いてしまいます。ほのぼのとした絵にジンプルな内容で何度も読みたくなります。紙芝居だと絵本とはまた違ったおもしろさや楽しさがあります。