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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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おねえちゃん」 ぼのさんの声

おねえちゃん 作:ひなた まさみ
絵:湯川 仁士
出版社:文芸社
税込価格:\1,430
発行日:2005年07月
ISBN:9784835589879
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 3
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  • すべてのおねえちゃんとママに・・・

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子11歳、女の子9歳、女の子4歳

    正確に言うと、絵本というよりは童話です。
    でも、素敵な挿絵がたくさん入ってますし、大きめな手書き文字で全部カナがふってありますので、小学生なら自分で読めちゃいますよ。(でも、できれば、これはママが読んであげることを、おすすめします。)

    5才のサキは、2才の弟ヒデキのお姉ちゃん。
    病気のおばあちゃんのお世話で忙しいママに代わって、ヒデキの面倒を見るように言われますが・・・何たって、2歳児のやんちゃ盛り。せっかく描いたママの絵をぐちゃぐちゃにされ、プッツーン切れてしまいます。
    それなのに、ママはヒデキの肩を持つ。
    もう我慢できない!サキは表に飛び出します。

    この辺は、おねえちゃんなら誰もが共感できる、一度は経験してることじゃないでしょうか?!私も三人姉妹のおねえちゃんだったので、サキの気持ちが痛いほどわかります。
    もちろん、聞いていた我が家のおねえちゃん(長女)も、まるで自分のことのように聞き入ってました。

    家を飛び出したサキは、公園の木の上で、ちょっと不思議な少女と出会います。
    10才のおねえちゃんと、5才のサキの会話が、とてもイキイキしていて、ググーッと物語に惹きつけられます。

    それに、私と同世代の方なら、誰もが懐かしくなるような場面がたくさん出てきます。

    終わり方も、「実は夢の中の出来事でした!」というのは、しらけちゃって好きになれないのですが、これは夢だったのか、現実だったのかわからないような、私の大好きな降矢・長谷川コンビの絵本のようで、好感が持てます。

    作者のひなたまさみさんとは、「絵本が大好き!」という共通点から偶然にも、ブログを通して親しくなりました。
    ぜひ、皆さんにもご紹介したい、素敵なデビュー作です♪

    投稿日:2005/07/10

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