民話の絵本です。絵の味わいが日本の昔話特有の温かさです。
現代っ子にとって、カッパの存在は新しい感覚かもしれません。カッパなんて日常会話には出てこないしカッパが悪さするよ、なんていってもびくりともしない。空想上のいたずっらっ子のカッパは、キャラクターでしかないのかもしれません。
そこを、逆手に取ったようにカッパの皿に注目しておもしろく相撲を取らせたなんて、昔の子も現代っ子も素朴な笑うツボは共通ですね。また描写に使われている言葉も、くりかえしくりかえし出てきておもしろい。子どもはすぐ覚えて声を合わせて読むんですよね。結構楽しめます
。
カッパッパー♪ かっぱっぱー♪ カッパカッパ かっぱっぱー♪
パッパカパー♪ パッパカパー♪♪♪
このような歌が 挿入されています。
カッパの歌といえば、昭和世代は気になるCM曲がありますよねー。
○○○○のお酒の例の歌です。その曲調がちょうどおもしろくはまるので(少しアレンジお願いしますね)オーバーリアクションで読み聞かせを楽しみたい方にはもってこいです。