しろねことくろねこの親から生まれたあかねこ。
他のキョウダイたちと色が違うことで、親やキョウダイたちは、あかねこを、なんとか白・黒にしようとします。
でも、あかねこは自分を卑下したりしない。
自分の赤色が大好きで、それを褒めてもらえないことを悲しく思っています。
そんなあかねこは家を出る決心をしました。
結末はどうなるのだろうと、全然予想できませんでしたが、とっても素敵なラストに、爽やかな気分になれました。
あかねこの生き方は間違ってなかったんですよね。
みんなと同じがいいわけではない。自分らしさを大事に。自分のことを好きでいることってすごく大切なこと。
私が子供に伝えたいことが、ぎゅっぎゅっと詰まった絵本だなと感じました。