輪郭のはっきりしたところや色遣いの鮮やかなところがデッイク・ブルーナを彷彿とさせます。
といっても、色は竹石さんという堀内誠一さんとご一緒に仕事をされたことがある方らしいです。
堀内さんが亡くなられて何年も経ってもこうして過去の仕事の掘り起こしがあり、日の目を見る機会があるのはファンにとってはとても嬉しいことです。
それは堀内さんの絵が今も尚愛されているということですし、絵がそれだけ素晴しかったということでもあるように思います。
ページの右下のくまの絵が言葉によってそれぞれ違うのも一つの見どころでもあります。
特に、英語の勉強をするつもりでもないですが、手もとに一冊ほしくなってしまう絵本です。
もし、これからお子さんとABCを勉強される機会があればぜひどうぞ。