学校帰りに赤点のテストの答案を埋めようと、駐車場で穴を掘っていたユウタは、カエルを見つけました。
家に連れ帰り水槽に入れると、カエルは「ワシをガマ池のガマとのさまと知って、かどわかしたか!」と突然怒り出します。
なぜか部屋の中に妖怪が見えるようになってしまったユウタに、ガマとのは「ガマ池に連れて帰らないと呪ってやるぞ」と詰め寄り…?
かなり個性的な絵の雰囲気にひかれて手に取ったのですが、中身も濃厚で盛りだくさんな内容でした。
とにかく出てくる妖怪の数がすごい!
表紙裏と裏表紙の手前に、出てくる妖怪の説明が載っているのですが、数えてみるとなんと64種類もありました。
どこにどんな妖怪が出ているのか、照らし合わせて探してみるのも楽しいかもしれませんね。
最近なぜか妖怪に興味を持っていて、学校の図書室で妖怪図鑑や本などを借りてくる娘にはタイムリーな絵本だったようです。
妖怪にハマってしまっても困るなぁと思うのですが、怖いもの見たさですかねー。
私だったら、ガマとのには絶対会いたくないです(笑)