お話はクリスマスイブ、サンタさんがバーバパパ一家にプレゼントを運んできてくれるところから始まります。
バーバモジャには絵を描く道具、バーバララにはチェロ、バーバピカリには実験セット・・・それぞれにピッタリのプレゼント、素敵ですね。
そしてバーバズーには南の国の鳥たち。この鳥たちをめぐって、バーバパパ一家の大奮闘が始まります。
鳥たちを暖めるために、セーターを編んだり、暖炉を暖めたり。
そのうち、自分たちで電気を作り出すことを考えますが・・・
水力、風力、太陽光。次々と自然エネルギーを活かした発電を考えるなんて、さすがは科学者ピカリですね☆
結局最後は、生まれ故郷のアフリカへ返してやるのですが、自分たちも鳥に姿を変えて飛んで行けるのはバーバパパならではですね(^^)
それにしても、この絵本が生まれたのはもう30年以上前。
原発大国フランスで、このような絵本が描かれていたとは・・・
面白いだけでなく、色々と考えさせられる内容の作品でした。