国松エリカさんの絵本では、「フンガくん」のシリーズがダントツで好きです。
フンガ君、いろいろと出ているんだけど、どれを見ても、「うんうん、そうそう、わかるわかる。」ってうなずけるお話ばかり。
子供ってこうなんだよねぇって。
アイスをなめなめ歩くフンガ君。「落とさないように気をつけて。」ってお母さんに言われたのに、やっぱりやっちゃって、大ゴネです。
花見の時は、あれもこれもと全部手を出して、お皿はてんこ盛り。いろんなお料理をお皿に取りすぎて、食べ残し。ほら、やっぱりって言われる始末。
自分が悪いのに、機嫌をそこねてすねてしまうのも、どの子も同じ。そして、ちょっとしたことですぐに忘れて、ころっと機嫌が治るのも。やっぱり子供ってみんなそうなのね。
よく子供のことがわかってるよね、ってこの本を読むたびに思います。
こんな「子供らしい子供」のフンガ君は、たぶん、自分の姿と重なるんだと思うんですね。最近の絵本の中では、「バムとケロ」のシリーズに続く、うちの子たちのお気に入りのシリーズです。